2007年07月23日

平屋の間取の特徴

昔からある日本家屋は、平屋つくりが圧倒的に多いです。昔の平屋つくりには、意外と不便な部分もあります。というのは、実際に古民家を見るとわかることですが、住居部分とくつを脱いで生活できる部分と土間の部分には、たいてい段差があり、くつを履く必要がでてきます。

もちろん、床へ上がってしまえば、間取りは和室が主になっておりますので、気にすることはありません。また、古民家の生活様式の特徴は、水周りが土間に集中しているということです。食事は上でするのですが、台所は土間にあります。お風呂も同じですね。トイレにいたっては、家の外に独立してあるという場合もあります。

その家にずっと住み続けると時代の流れもあり、台所と食事がいっしょにできるように改築して間取りを変更したり、お風呂やトイレへの生活動線を整えたりと、より便利な生活ができるようにと工夫を重ねます。

ですから、かなり古い平屋家屋であってもずっと人が住んでいた家ならそれなりの改築がなされているわけです。しかし、長年放置されたままの家の場合は、自分たちが住むためには、多少リフォームすることも必要でしょう。

昔のままの状態も、情緒がありますので、好む方もいますが、毎日生活をするためには当然不便なことも出てきます。人間とは勝手なもので、一旦便利な生活の味を覚えたら、時代の逆行をすることはできないのです。

また、土壁丸出し、ほこりだらけ、雨漏りのする家で大きくなった人でも、新築のきれいな家に住みだすと、古すぎる家は敬遠したくなるものです。

これから田舎暮らしを始めるなどで、古民家を借りる場合は、最低限でも日常的に使うスペースは快適に過ごせるように間取りを変更して多少の改修を検討してみてはいかがでしょうか。
 
posted by 平屋 間取り at 13:23| 平屋 間取り